宿泊すると、朝食時にかなりの高い確率でリスを見ながら朝食をいただける、とほ宿の、エゾリス君の宿 カンタベリーを紹介したいと思います。ここで、かなりの高い確率と言ったのは、宿主に聞くと開業して15年間で、リスを見ることができなかった人は、2人だけとのことです。この二人には、大変失礼ながら、希少人種に認定させていただきたいと思います。また、深い森に分け入りながら熊に出会うリスクもありません。まさに、宿の食堂の、窓の向こうに、リスがやってきます。とほ宿とは、基本男女別相部屋で、宿泊客同志が交流しやすいフリースペースがあり、定員の少ないアットホームな宿で、宿主が旅好きで個性が強く、訪れる旅人をを温かくもてなしてくれる宿で、宿泊料金が安い宿です。とほ宿については、https://www.toho.net/に詳細があります。このパートでは、宿について紹介します。
場所は、根室本線の帯広駅から、えりも岬の方向に向かって、33キロ弱です。
その昔、国鉄時代には、帯広から広尾まで、広尾線という路線がありました。広尾線は、1987年に廃止となりましたが、中札内駅からなら、5.6キロでした。帯広駅バスターミナルから、十勝バスの広尾行きで、道の駅なかさつないで下車すれば、事前連絡が必要ですが、宿の送迎があります。
こちらは、宿に近い交差点です。交差点の道しるべは、手作り感満載です。この交差点を右方向に曲がります。
こんな珍しい、道路標識もあります。横文字は、ドイツ語のようです。
そして、まさに森の中に、宿があります。
宿泊施設の他、カフェもやっています。
手前から入ると行き止まりなので、こちらの案内のある、入口から入りましょう。
このように、エゾリス君の、散歩道もあります。
そして、宿の入口に到着しました。
入口の窓には、リスが光っています。
入ってすぐの部屋は、喫茶室兼食堂になっています。
真ん中のあたりに、手前には、リスやウサギや魚などの、森の仲間たちが飾ってあり、奥には、乗り物や食品のサンプルを飾った、白い棚があります。
こちらは、喫茶室のメニューです。中札内たまごの、ミルクセーキが気になります。
食堂の隣の、入ってすぐ左の部屋は談話室になっています。
ここに、フロントがあり、チェックインの手続きをします。
こちらには、飛行機の模型がさりげなく、いろいろなところに、飾られています。宿主夫妻は、海外旅行や飛行機に詳しい方なので、海外旅行や飛行機に興味があれば、いろいろ聞いてみましょう。特に、「ポイントをためる修行」といった言葉に、ピンときたら、いろいろ聞いてみましょう。
二階の階段を上る手前の左側には洗面室とトイレがあり、小中学校時代にお世話になった水道の蛇口の並ぶ、洗面所があります。中学校の部活動の休憩時に、水をがぶ飲みしたことを思い出します。
その隣には、家庭用の洗面台が、2つ並んでいます。
洗面所の反対側には、お手洗いが2つあります。お手洗いは、手前は男女共用で、奥は女性専用で、いずれも洋式トイレです。
2階の部屋は、エゾリス・スズラン・アカゲラの3部屋と、シャワールーム兼トイレがあります。宿泊した部屋のスズランの入口は、こんな感じです。
布団は2組あるので、2人部屋です。
扇風機と、ファンヒーターが、常備されています。
タオル干しと、空気清浄機もあります。
作業に便利な、座卓もあります。
注意書きと、とほ宿の案内冊子の見本があり、注意書きには、食事の時間・お風呂やアメニティー・室内禁煙の旨や、wi-fiのパスワードについて、書かれています。
その下に、とほ宿の案内冊子がぶら下がっていて、を見ると、泊まってみたい宿がいろいろとあります。
窓の外はこんな感じで、森の中にあって、他の別荘風の建物が見えます。
その2 別館・食事・リス編に続く